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J-GLOBAL ID:201002247933604142   整理番号:10A1006344

ソノ化学による方法で合成した(Co0.5Zn0.4Cu0.1Fe2O4)(1-x)(Al2O3/PVA)x(x=0及び0.30)の磁性及びMoessbauer効果に関する研究

Magnetic and Moessbauer Effect Study of (Co0.5Zn0.4Cu0.1Fe2O4)(1-x)(Al2O3/PVA)x (x = 0 and 0.30) Synthesized by Sonochemical Route
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資料名:
巻: 114  号: 35  ページ: 14763-14771  発行年: 2010年09月09日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナノサイズの磁性複合スピネル型フェライトは工業的に重要な素材であり,CoFe2O4については多くの研究が有る。本研究ではCoフェライトの磁気的性質を改良する目的で,従来,研究されていないCoフェライトのZn,Cu置換体のCo0.5Zn0.4Cu0.1Fe2O4(CZCF)ナノ粒子を合成した。併せて,CZCFに非磁性物質のアルミナ(Al2O3)及びポリビニルアルコール(PVA)をコーティングしたCZCFA[(Co0.5Zn0.4Cu0.1Fe2O4)(1-x)(Al2O3)x(x=0.30)]及びCZCFP[(Co0.5Zn0.4Cu0.1Fe2O4)(1-x)(PVA)x(x=0.30)]を調製し,これらのナノ粒子のAC及びDC磁気特性並びに57Co線源によるMoessbauer効果の研究を行った。CZCFの400,600,800及び1000°Cの各温度でのアニーリングによる粒子サイズの変化はX線結晶回折パターンの(311)回折線のピーク幅から評価を行い,高分解能電子顕微鏡による直接観察と比べて一致は良好であった。静的及び動的な磁気特性はどの試料もフェリ磁性の粒子と超常磁性(SPM)の粒子が混在することを確認した。室温における飽和磁化及び飽和磁化/残留磁化比は高いが,保磁力は著しく低い。室温で測定されたMoessbauerスペクトルには2本1組みのスペクトル線と6本1組のスペクトル線が共存し,Moessbauerスペクトルからもフェリ磁性の粒子と超常磁性(SPM)の粒子が混在することを示している。
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セラミック・磁器の性質 
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