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J-GLOBAL ID:201002247980030901   整理番号:10A0054002

Leishmania amazonensisにおけるリボソームRNAの転写終結と3′末端プロセシングの解析

Analysis of ribosomal RNA transcription termination and 3′ end processing in Leishmania amazonensis
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巻: 451  号: 1-2  ページ: 15-22  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの寄生虫であるLeishmaniaにおける遺伝子発現の制御は主に転写後レベルで行われている。それにもかかわらずリボソーム生合成などの基本的な細胞のプロセスは保存されているように思われる。成熟リボソームRNA(rRNA)は典型的なRNAポリメラーゼI(PolI)プロモーターから合成され,他の真核生物と類似した経路の処理を受ける。そこで寄生虫におけるPolI転写の理解を深めるために,Leishmania amazonensisにおけるrDNAの転写終結とプロセシングを解析した。rRNA前駆体の3′端S1マッピングにより転写終結位置を3カ所同定した。1カ所は成熟28S rRNA端に一致した。2カ所はrDNA遺伝子間スペーサ領域(IGS)にあって,それぞれ185塩基と576塩基長い前駆体に対応し,T1及びT2と名づけた。T1とT2には保存されている高G+C配列との関連が見出され,ヘアピン構造と高Tクラスタを形成する可能性がある。隣接領域T1またはT2断片(それぞれ423bpと233bp)をGFP遺伝子の上流に挿入したところ,PolIによるGFP遺伝子の転写を抑制する効果があることを見出した。欠失導入による解析の結果は7塩基配列CCCTTTTが転写終結配列と推定される配列の一部であり,ヘアピン構造がプロセシングシグナルであることを示唆していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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