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J-GLOBAL ID：201002247996897573   整理番号：10A0292691

UBR2はヒストンユビキチン化を通して精子形成中に転写サイレンシングを仲介する

UBR2 mediates transcriptional silencing during spermatogenesis via histone ubiquitination

著者 (9件)： AN Jee Young (Univ. Pittsburgh, PA) ,  KIM Eun-A. (Univ. Pittsburgh, PA) ,  JIANG Yonghua (Univ. Pittsburgh, PA) ,  ZAKRZEWSKA Adriana (Univ. Pittsburgh, PA) ,  KIM Dong Eun (Univ. Pittsburgh, PA) ,  LEE Min Jae (Harvard Medical School, MA) ,  MOOK-JUNG Inhee (Seoul National Univ. Coll. Medicine, Seoul, KOR) ,  ZHANG Yi (Univ. North Carolina at Chapel Hill, NC) ,  KWON Yong Tae (Univ. Pittsburgh, PA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 5  ページ： 1912-1917  発行年： 2010年02月02日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ユビキチンリガーゼUBR2の免疫染色は減数分裂の前期全般に渡り時間空間的な局在において動的な変化を持ちながら,転写サイレンシングに結びついた非対合軸成分を含む,精母細胞の減数分裂染色体の特異的領域で検出された。UBR2は,HR6BとヒストンH2Aと相互作用をし,HR6BとH2Aの相互作用を促進し,HR6BからのH2Aユビキチン化を仲介した。UBR2欠失精母細胞においては,H2Aの全染色体範囲でのユビキチン化が障害された。野生型の精母細胞においては太糸期で,RNAポリメラーゼIIはXY染色体から排除されるが,UBR2^-/-精母細胞では核全体でRNAポリメラーゼの一様な分布が見られた。

シソーラス用語： ペプチドシンターゼ ,  *ヒストン ,  *精子形成 ,  生殖細胞 ,  クロマチン ,  分子間相互作用 ,  *ユビキチン化 ,  不活性化 ,  *抑制 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： E3ユビキチンリガーゼ ,  N末端ルール ,  UBR2 ,  *ヒストンH2A ,  精母細胞 ,  蛋白質-蛋白質相互作用 ,  *転写サイレンシング

分類 (2件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒストン ,  ユビキチン化 ,  精子形成 ,  転写サイレンシング ,  仲介