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J-GLOBAL ID:201002248035015587   整理番号:10A1095672

症候性頸動脈硬化プラークにおける縦軸に沿った蛋白質分布の一致した違い

Consistent differences in protein distribution along the longitudinal axis in symptomatic carotid atherosclerotic plaques
著者 (6件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 574-580  発行年: 2010年10月29日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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悪化した動脈硬化プラーク表現型と関係した蛋白質の同定は,臨床的に明白な疾患に対するリスクが増加した患者の検出に対する可能性のある生物マーカーを提供する。頸動脈硬化組織の蛋白量が,内頸動脈(ICA)に局在する悪化したセグメントと総頸動脈(CCA)のより安定なセグメントの間で異なる仮説を立てた。差プロテオミクスを用い,症状のある頸動脈プラークのこれらセグメントの間で異なって発現している蛋白質を同定することを目的にした。10の瞬間凍結したヒト動脈内膜切除試料を,ICAとCCAセグメントに分け,二次元差ゲル電気泳動および液体クロマトグラフィー-質量分析を用い比較した。この研究は,同じヒトの悪化した動脈硬化組織とより安定な動脈硬化組織の対の比較を可能にするようにした。ICAとCCAセグメントの間で異なった分布を示す19種類の蛋白質を同定した。ICAの蛋白質の中で,より多い蛋白質は,S100A10,フェリチン軽鎖とフィブリノーゲンであった。CCAの蛋白質の中で,より多い蛋白質は,ApoE,アクチンとL-乳酸デヒドロゲナーゼBであった。免疫組織化学染色は,S100A10が内皮細胞,マクロファージと泡沫細胞のクラスターで発現しており,ウロキナーゼ型プラスミノーゲン活性化剤受容体,uPARと共局在化することを明らかにした。結論として,結果は,プラーク内のセグメントを比較する概念を支持する。同定した蛋白質は,悪化した動脈硬化損傷の可能性のあるマーカーになる。血管新生およびマクロファージ浸潤の両方に影響するプラスミン活性を調節するS100A10の以前に報告されている機能は,悪化したプラークセグメントでのその蓄積の我々の観察と共に,進行した動脈硬化の治療に対する薬剤標的としてのその可能な役割の更なる研究を正当化する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生物科学研究法一般  ,  基礎診断学  ,  循環系の疾患 
タイトルに関連する用語 (5件):
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