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J-GLOBAL ID:201002248050041829   整理番号:10A0108473

グルカゴン様ペプチド-1 (GLP-1)は内皮細胞においてVCAM-1 mRNA量の糖化最終産物(AGE)誘導アップレギュレーションをAGE受容体(RAGE)発現の抑制により阻害する

Glucagon-like peptide-1 (GLP-1) inhibits advanced glycation end product (AGE)-induced up-regulation of VCAM-1 mRNA levels in endothelial cells by suppressing AGE receptor (RAGE) expression
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巻: 391  号:ページ: 1405-1408  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルカゴン様ペプチド-1 (GLP-1)は,食物摂取に反応して,腸におけるL細胞から分泌される腸ホルモン,インクレチンの一つである。これは,2型糖尿病患者の治療に対する,可能な治療標的として提案されている。しかしながら,糖尿病での血管損傷に対するGLP-1の直接影響は,大部分が知られていない。糖化最終産物(AGE)およびそれらの受容体RAGE軸は,糖尿病での血管合併症で重要な役割をする証拠が増加しているため,この研究では,GLP-1がヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)に与えるAGEの悪影響を阻害するか,どのようにするかを検討した。GLP-1受容体(GLP-1R)は,HUVECに発現していた。GLP-1は,HUVECで用量に依存してRAGE遺伝子発現を阻害し,これはGLP-1Rに対する小干渉RNAにより阻害された。環状AMPの類似体も,HUVECでRAGE mRNA量を低下した。更に,GLP-1は,AGE曝露HUVECにおいて反応性酸素分子種生成を低下し,続いて血管細胞接着分子-1 mRNA量を低下した。この研究は,GLP-1がGLP-1Rを介しHUVECに直接作用し,これは環状AMP経路の活性化を介し,RAGE発現低下によりAGEに対する抗炎症剤として作用することを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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