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J-GLOBAL ID:201002248104562471   整理番号:10A0581180

ポリ(エチレンテレフタレート)/ベーマイトナノ複合材料の熱安定性と難燃性

Thermal stability and flame-retardancy mechanism of poly(ethylene terephthalate)/boehmite nanocomposites
著者 (5件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 1211-1218  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(エチレンテレフタレート)/ナノベーマイト複合材料(PET/AlOOH)の熱安定性と難燃特性を,その場で調製された複合材料を用いて調べた。燃焼挙動と燃焼性を,限界酸素指数(LOI),およびコーン熱量計を用いて調べた。ナノ-ベーマイトの導入は,PETのLOIを18から25に上昇させた。コーン熱量計は,PET/AlOOHの熱放出速度と総煙発生量が純粋なPETのそれらの値よりもかなり低いことを示した。PET/AlOOHの燃焼はまた,PETの燃焼よりも多量のチャー残渣を残すことも示された。これらの結果は,ナノベーマイトがPETの有効な難燃剤であることを示している。燃焼残渣を,走査型電子顕微鏡を用いて調べたが,ナノベーマイトの添加が,しっかりした厚いチャーの堅い外皮を形成させていることを示していた。熱安定性と熱分解を,熱重量分析および熱分解-ガスクロマトグラフィー-質量分析を用いて調べた。その結果,PET/AlOOHの熱安定性は純粋なPETの熱安定性より優れており,純粋なPETの燃焼に比較してナノ複合材料の燃焼にはクラッキング生成物が少なく,難燃ポリエステルの熱分解は不完全であることが示された。著者等はPET/AlOOHの難燃効果に対して凝縮相機構を提案した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子の分解,劣化  ,  難燃剤 

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