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J-GLOBAL ID：201002248175870622   整理番号：10A1018301

Caenorhabditis elegansにおけるダウモン生産の動的バランスへのペルオキシソーム性acox遺伝子の寄与

Contribution of the Peroxisomal acox Gene to the Dynamic Balance of Daumone Production in Caenorhabditis elegans

著者 (7件)： JOO Hyoe-Jin (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Kwang-Youl (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  YIM Yong-Hyeon (Korea Res. Inst. Standards and Sci., Daejon, KOR) ,  JIN You-Xun (Korea Res. Inst. Standards and Sci., Daejon, KOR) ,  KIM Heekyeong (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Mun-Young (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  PAIK Young-Ki (Yonsei Univ., Seoul, KOR)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 38  ページ： 29319-29325  発行年： 2010年09月17日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： C.elegansの環境適応性,細胞性ホメオスタシスに関与するDauerフェロモン(ダウモン)関連酵素アシルCoAオキシダーゼ1遺伝子acox1と細胞内分布との関連を解析した。Acox1はダウモン生合成に必須であるが,変異acox1(ok2257)も有意のDauer誘導活性を示し,他のACOXアイソザイムの存在を示唆した。Acox1はダウモン2及びダウモン3の生産に関与したが,ダウモン1の生産には関与せず,ダウモン2及び3の第1反応を触媒することを示唆した。ダウモンの生合成は温度依存的に調節され,単一線虫体のダウモンの相対的分布は20°Cから25°Cへのシフトで変化した。ダウモン生合成はダウモン感知機構に間接的に影響し,acox遺伝子は突然の温度上昇に適応した温度依存性機構を含み,dauer(継続性変異)状態への移行をもたらした。

シソーラス用語： Caenorhabditis elegans ,  *デサチュラーゼ ,  *フェロモン ,  ストレス ,  環境順応 ,  温度依存性 ,  ペルオキシソーム ,  酵素調節
準シソーラス用語： *アシルCoAオキシダーゼ

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE04040K) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (3件)： 6-(3,6-ジデオキシ-α-L-マンノピラノシルオキシ)ヘキサン酸 ,  ダウモン2 ,  ダウモン3

タイトルに関連する用語 (3件)： Caenorhabditis ,  動的バランス ,  ペルオキシソーム