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J-GLOBAL ID：201002248237494657   整理番号：10A0496340

ヒトアデノシンデアミナーゼADA2の成長因子活性の構造的基礎

Structural Basis for the Growth Factor Activity of Human Adenosine Deaminase ADA2

著者 (6件)： ZAVIALOV Anton V. (Swedish Univ. Agricultural Sci., Uppsala, SWE) ,  YU Xiaodi (Swedish Univ. Agricultural Sci., Uppsala, SWE) ,  SPILLMANN Dorothe (Uppsala Univ., Uppsala, SWE) ,  LAUVAU Gregoire (Univ. Nice-Sophia Antipolis, Valbonne, FRA) ,  LAUVAU Gregoire (Albert Einstein Coll. Medicine, New York) ,  ZAVIALOV Andrey V. (Singapore Immunology Network (SlgN), Singapore)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 16  ページ： 12367-12377  発行年： 2010年04月16日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトのアデノシンデアミナーゼADA2および遷移状態アナログと複合体を形成したADA2の結晶構造を高解像度で決定し,アデノシンデアミナーゼ成長因子(ADGF)/ADA2蛋白質の触媒作用/シグナル伝達活性のその構造的基礎を明らかにすることを試みた。それらの構造から触媒ドメインに加えて,蛋白質二量化と細胞表面受容体への結合を媒介する新規な折畳み構造を持つ2つのADGF/ADA2特異的ドメインを見出した。さらに,ADA2の広範囲なグリコシル化と保存されたジスルフィド結合およびシグナルペプチドの存在は,ADA2がADA1とは異なり細胞外環境で作用するように特異的に設計されたことを強く示唆した。アポ酵素およびコホルマイシンと複合体を形成した酵素構造はADGF/ADA2蛋白質の触媒機構の分子詳細の分析を可能にした。触媒ドメインの構造的保存にもかかわらず,ADA1と比較してADA2の基質結合ポケットは固有な配置を持ち,ADGF/ADA2蛋白質の基質と阻害剤特異性と同時に,ヒトADA2の特異的阻害剤の設計の基礎を提供する。

シソーラス用語： ヒト ,  *アデノシンデアミナーゼ ,  *成長因子 ,  構造活性相関 ,  折畳み構造 ,  グリコシル化 ,  ジスルフィド結合 ,  シグナルペプチド ,  アポ酵素 ,  酵素阻害剤 ,  ドラッグデザイン ,  結晶構造 ,  酵素基質複合体 ,  結合部位 ,  窒素複素環化合物 ,  リボシド ,  フラノシド ,  ヒドロキシ化合物
準シソーラス用語： *ADA2 ,  *ADGF

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： コホルマイシン

タイトルに関連する用語 (5件)： ヒト ,  アデノシンデアミナーゼ ,  成長因子 ,  活性 ,  基礎