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J-GLOBAL ID:201002248249390393   整理番号:10A0187811

モリブデン酸アンモニウムの添加による灰色かび病に対するHanseniaspora uvarumの生物的防除活性の向上とそれに関与する可能性がある機構

Improvement of Hanseniaspora uvarum biocontrol activity against gray mold by the addition of ammonium molybdate and the possible mechanisms involved
著者 (8件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 277-282  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Hanseniaspora uvarumにモリブデン酸アンモニウムを添加したときの灰色かび病に対する効果とその作用機序を調べた。その結果,1×106CFU/mlのH.uvarumに1mmol/lのモリブデン酸アンモニウムを添加すると,ブドウ果実の灰色かび病が大きく減少することが示された。1,5,10,15mmol/lのモリブデン酸アンモニウムは,Botrytis cinereaの胞子発芽と菌糸体生長を有意に阻害した。H.uvarumの菌量の増加は,培養条件でモリブデン酸アンモニウムを5mmol/l添加すると著しく阻害されたが,傷害処理条件でモリブデン酸アンモニウムを1及び5mmol/l添加しても影響を受けなかった。H.uvarumとモリブデン酸アンモニウムを組合せて処理すると,それぞれを単独処理した場合に比べて,ペルオキシダーゼ,ポリフェノールオキシダーゼ,フェニルアラニンアンモニアリアーゼ,スーパーオキシドジスムターゼ,カタラーゼ,β-1,3-グルカナーゼの活性が高くなった。モリブデン酸アンモニウムが病害防除を促進した原因は,直接的には,培養条件でのB.cinereaの胞子発芽と菌糸体生長に対する阻害効果であり,間接的にはブドウ果粒に対する防御反応の誘導効果である可能性が示唆された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
果樹  ,  菌類による植物病害  ,  生物的防除 

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