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J-GLOBAL ID：201002248291433698   整理番号：10A0350221

チオエーテルジフタル酸無水物異性体に由来する溶融加工可能なコポリイミドの特性に及ぼす分子量の影響

The influence of molecular weight on properties of melt-processable copolyimides derived from thioetherdiphthalic anhydride isomers

著者 (3件)： HAN Ying (Ningbo Inst. of Materials Technol. & Engineering, Chinese Acad. of Sci., Ningbo, CHN) ,  FANG Xing Zhong (Ningbo Inst. of Materials Technol. & Engineering, Chinese Acad. of Sci., Ningbo, CHN) ,  ZUO Xiu Xia (Ningbo Inst. of Materials Technol. & Engineering, Chinese Acad. of Sci., Ningbo, CHN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 45  号： 7  ページ： 1921-1929  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： エンジニアリングポリマーの機械的特性及び加工性は分子量に大きな影響を受けることから,チオエーテルジフタル酸無水物異性体と4,4′-オキシジアニリン(4,4′-ODA)の混合物から,一連の分子量を制御した新しい溶融加工可能なコポリイミドを一段重縮合により合成した。コポリイミドの分子量は4,4′-ODAを追加することによる化学量論調整により制御した。得られたポリイミド(PI)は全て非晶質で良好な溶解度を示した。DSC測定から,分子量の増加と共にPIのガラス転移温度は248°Cから約270°Cに増加することが示された。空気及び窒素雰囲気中での熱重量分析から,これらのPIは優れた熱安定性及び熱酸化安定性を持つことを示した。種々の時間及び温度での保持後のレオロジー測定から,溶融加工性,熱塑性応答,溶融安定及びそれらのPI分子量依存性について調べた。本研究で開発した分子量制御したPIは溶融加工用PIとして有望であると結論した。

シソーラス用語： *ポリイミド ,  *共重合体 ,  スルフィド ,  カルボン酸無水物 ,  異性体 ,  *融解高分子 ,  *加工性 ,  *分子量 ,  *機械的性質 ,  エンジニアリングプラスチック ,  重縮合 ,  熱安定性 ,  耐酸化性 ,  レオロジー
準シソーラス用語： *チオエーテル類 ,  *フタル酸無水物類 ,  機械的特性 ,  溶融高分子

分類 (2件)： その他の高分子材料  (YH07150C) ,  高分子溶液・融液のレオロジー  (BL01013Z)

物質索引 (1件)： ODA

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸無水物 ,  異性体 ,  溶融加工 ,  コポリイミド ,  分子量