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J-GLOBAL ID:201002248388358062   整理番号:10A0311752

ブロモマレイミドを用いた蛋白質修飾,生物抱合,およびジスルフィド架橋

Protein Modification, Bioconjugation, and Disulfide Bridging Using Bromomaleimides
著者 (8件):
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巻: 132  号:ページ: 1960-1965  発行年: 2010年02月17日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マレイミドモチーフは蛋白質のシステイン残基の選択的化学修飾試薬として広く使用されているが,この修飾は不可逆反応であるため,元の非修飾蛋白質に戻すことが出来ないという不便さがあった。そこで本研究では,可逆的蛋白質修飾を可能にする新しい型のマレイミドを探索し,2つのブロモマレイミド(モノ-およびジブロモマレイミド)を見出した。これらブロモマレイミド類は蛋白質のシステイン残基の可逆的選択修飾に用いることが出来ることから,システインの暫定修飾に好都合である。また,この修飾反応終了後グルタチオンなど他のチオールを当量添加することによって,さらに添加チオールも修飾された生物抱合体を得ることができた。また,ジブロモマレイミドがジスルフィド結合の中に入り込んでジスルフィド架橋を形成することも見出した。その一例として,ソマトスタチン(ペプチドホルモンの1種)のS-S結合をジブロモマレイミドを用いて挿入修飾し,その修飾体を,2-メルカプトエタノール処理して脱修飾することによって,還元型ソマトスタチンへ変換する方法を述べた。
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分類 (1件):
分類
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蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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