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J-GLOBAL ID:201002248407954860   整理番号:10A0270773

土壌酵素活性と細菌コミュニテイのプロファイルのための試料保存

Sample storage for soil enzyme activity and bacterial community profiles
著者 (6件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 48-55  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: H0882A  ISSN: 0167-7012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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代表的なデータを出すために大量の試料を直ちに処理する使用可能な分析能力があることはまれであり,試料の保存が環境データ収集においてしばしば避けがたいステップとなる。土壌微生物の研究において,試料の前処理が測定結果に大きな影響をあたえるかもしれないので,保存条件の選択には注意深く考慮することが必要である。多様な土壌の長期間(16週間まで)の凍結保存か風乾保存の適応性を研究することが目的である。本研究では試料は,農業用土地からのミネラル土壌(埴壌土),松の森林の腐植土,都市汚泥の堆肥作成場の堆肥から選択した。測定した微生物パラメーターは人工的な蛍光基質により決定された異なる分解酵素活性による機能的プロファイルとアンプリコン長不均一性PCR分析(LH-PCR)による細菌の16S rDNAコニュニテイのフィンガープリントによる構造的プロファイルである。試料の保存は土壌懸濁液に溶かした標準酵素アッセイ蛍光色素の観察された蛍光強度に影響を与えた。その影響の強さは大いに土壌マトリックスと保存法に依存することから,マトリックス型,保存法と時間のそれぞれの組み合わせに対して別々の標準化をすることが重要である。試験したすべてのマトリックスと酵素活性に関して,風乾よりも凍結が優れた保存方法であった。凍結の酵素活性に対する影響は埴壌土及び森林の腐植土では小さく(20%以下),堆肥では中くらい(一般に20-30%)であった。堆肥を風乾した場合に,活性の最も劇的な減少(50%以上)が観察された。細菌LH-PCRコミュニテイのフィンガープリントは,すべてのマトリックスの凍結保存では影響を受けなかった。結果の差異よりも類似性を提示することに基づいた新しい統計的方法を利用して保存処理の影響をテストした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物・ウイルス学研究法一般 
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