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J-GLOBAL ID:201002248426971865   整理番号:10A1375678

表面プラズモン共鳴分光法を用いる4-[(2-アミノエチル)カルバモイル]フェニルボロン酸表面と糖蛋白質の相互作用の評価

Assessment of Glycoprotein Interactions with 4-[(2-aminoethyl)carbamoyl]phenylboronic Acid Surfaces Using Surface Plasmon Resonance Spectroscopy
著者 (3件):
資料名:
巻: 82  号: 21  ページ: 8970-8977  発行年: 2010年11月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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糖鎖形成によって蛋白質の物理化学的及び生物学的特性を反映する特別の機能が与えられることから,糖鎖形成した蛋白質の構造-機能関係の解明が大きな研究課題とされている。本研究はこのことに関連して,表面プラズモン共鳴分光法によって糖蛋白質-表面付着ボロン酸相互作用を評価した。ボロン酸誘導体,4-[(2-アミノエチル)カルバモイル]フェニルボロン酸を合成し,単純なカップリング法によってカルボキシメチルデキストラン表面上に固定化した。糖蛋白質フェチュインとアシアロフェチュイン間の著しい差は固定化4-[(2-アミノエチル)カルバモイル]フェニルボロン酸と糖蛋白質の相互作用がヘテログリカン鎖の末端サッカライドに影響されることを示す。また糖鎖形成及び非糖鎖形成蛋白質とカルボキシメチルデキストランヒドロゲルマトリックスと二次相互作用が観察された。適度に高いpHのホウ酸塩緩衝液を用いることで4-[(2-アミノエチル)カルバモイル]フェニルボロン酸表面に結合した糖蛋白質は除去することができる。固定化ボロン酸の選択性は非特異的二次相互作用に影響されるが,これらの二次相互作用を低減させることができることから,このことによって表面上のボロン酸系の糖蛋白質分離能力を向上させることが可能とみられる。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子間相互作用  ,  有機ほう素化合物  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  化学分析一般 

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