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J-GLOBAL ID：201002248445859316   整理番号：10A0965148

分子動力学と実験を組み合わせたドープ化ポリピロールの研究

A combined molecular dynamics and experimental study of doped polypyrrole

著者 (5件)： FONNER John M. (Dep. of Biomedical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  SCHMIDT Christine E. (Dep. of Biomedical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  SCHMIDT Christine E. (Dep. of Chemical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  SCHMIDT Christine E. (Texas Materials Inst., The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  REN Pengyu (Dep. of Biomedical Engineering, The Univ. of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 21  ページ： 4985-4993  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリピロール(PPy)は,バッテリー,センサー及び神経移植アプリケーションに対して大きな可能性を持った,生体適合性,電気伝導性ポリマーである。しかし,その非晶質構造と不溶性は,原子レベルでその構造と特性を研究するために利用できる実験技法を制限する。既報のPPyの理論的な研究もほとんど無い。ここでは,ab initio計算を使って,クロリド・ドーピングされたPPy(PPyCl)とドーピングされていないPPyの分子力学的力の場を造った。このモデルはOPLS力の場に統合されるように設計されており,そして,パラメータはGromacsとTINKERソフトウェア・パッケージに利用できる。バルクPPyとPPyClの分子力学(Md)シミュレーションを,この力の場を使って実行し,そして,バルクポリマー密度への連鎖パッキングと静電スケーリングの影響を調査した。PPyClフィルムの浮揚密度を,実験的に測定した。PPyClの非晶質X線回折を得,Mdシミュレーションからサンプルした原子構造と相関させた。ここで報告した力の場は,PPyを主成分とする材料についての実験的な測定と理論的な計算間のギャップを埋めるための基礎をなすものである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリピロール ,  ドーピング ,  *分子動力学 ,  *導電性高分子 ,  生体適合性高分子 ,  力の場 ,  モデリング ,  量子論 ,  電荷分布
準シソーラス用語： ab initio分子動力学

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 分子動力学 ,  実験 ,  ドープ ,  ポリピロール ,  研究