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J-GLOBAL ID:201002248543612930   整理番号:10A1379361

二重処理によるUNSS31803ステンレス鋼のキャビテーション浸食抵抗性の改善

Improvement of the cavitation erosion resistance of UNS S31803 stainless steel by duplex treatment
著者 (3件):
資料名:
巻: 205  号:ページ: 1552-1556  発行年: 2010年11月25日 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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UNS31803二相ステンレス鋼に高温ガス窒化(HTGN)と低温プラズマ窒化(LPTN)の二重表面処理を行った。HTGN処理は,薄く,より硬い膨張オーステナイト層に対する力学的な支持を構成するために相対的に厚いかつ硬い完全なオーステナイト層を生成することを目的とした。HTGNは1200°C,3時間,0.1MPaN2雰囲気中で行い,LPTNは75%N2+25%H2雰囲気中で400°C,12時間,圧力250Pa,450Vで行った。膨張オーステナイトγN層は厚さ2.3μm,硬さ1500HV0.025で,窒素含有量0.9重量%の厚さ100μm,硬さ330HV0.1の完全オーステナイト鋼上に形成した。窒化物試料は20kHzキャビテーション浸食試験装置で試験した。二重処理したUNSS31803鋼と低温プラズマ処理したUNSS30403鋼の間の比較の結果,潜伏期間は約9倍大であった。LTPNUNSS30403の最大キャビテーション摩耗速度は5.5g/m2hで,二重処理UNSS31803鋼より180倍大であった。LTPN処理UNSS30403鋼と比較して二重処理UNSS31803鋼のキャビテーション耐摩耗性が大きい理由はLTPN後に試料の上部に形成した膨張オーステナイト層に,完全オーステナイトの硬さ330HV0.1,100μmの層が与える大きな力学的支持により説明可能である。HTGN過程で形成した完全オーステナイト層から引き継いで形成した{101}結晶面//表面を示す膨張オーステナイト層は強い結晶学的組織化面が二重処理鋼のキャビテーション抵抗を改善する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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表面硬化熱処理  ,  腐食 
タイトルに関連する用語 (3件):
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