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J-GLOBAL ID:201002248616512913   整理番号:10A0494453

発芽抑制剤クロロプロファムおよび1,4-ジメチルナフタレンは異なる転写プロフィルを誘導し休眠状態の延長中成長を抑制しない

The sprout inhibitors chlorpropham and 1,4-dimethylnaphthalene elicit different transcriptional profiles and do not suppress growth through a prolongation of the dormant state
著者 (5件):
資料名:
巻: 73  号: 1/2  ページ: 181-189  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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休眠は複雑な生理プロセスであり,ジャガイモ塊茎の発芽を抑制し休眠を延長するために,クロロプロファム(CIPC)や1,4-ジメチルナフタレン(DMN)が用いられている。ジャガイモ塊茎分裂組織におけるABA含量と遺伝子発現に及ぼすCIPCとDMNの効果を調べ,休眠分裂組織と非休眠分裂組織の場合と比較した。休眠の進行はABA含量の著しい低下を伴い,CIPCおよびDMN処理塊茎から単離した分裂組織のABAレベルは,非休眠分裂組織に見られるレベルと等しく,萌芽の抑制が高ABAの機能ではないことを示した。CIPCおよびDMN処理塊茎組織は類似し,特にホスファターゼや酸素関連代謝と関係する蛋白質類をコードする転写物類は類似していたが,転写物プロフィルや休眠状態には差があった。これらの結果は,CIPCとDMN作用機構は異なることを示し,その差異が正常な休眠状態の延長によるものではないことを示した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物ホルモン  ,  遺伝子発現  ,  いも類 

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