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J-GLOBAL ID：201002248636921445   整理番号：10A0544195

可逆的付加-フラグメンテーション連鎖移動重合体の利用によるAuナノ粒子-siRNAキャリアの望みどおりの設計

Tailored Design of Au Nanoparticle-siRNA Carriers Utilizing Reversible Addition-Fragmentation Chain Transfer Polymers

著者 (6件)： KIRKLAND-YORK Stacey (Univ. Southern Mississippi, Mississippi) ,  ZHANG Yilin (Univ. Southern Mississippi, Mississippi) ,  SMITH Adam E. (Univ. Southern Mississippi, Mississippi) ,  YORK Adam W. (Univ. Southern Mississippi, Mississippi) ,  HUANG Faqing (Univ. Southern Mississippi, Mississippi) ,  MCCORMICK Charles L. (Univ. Southern Mississippi, Mississippi)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 4  ページ： 1052-1059  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(N-2-ヒドロキシプロピルメタクリルアミド)(P(HPMA))マクロ連鎖移動剤の存在下でN-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリルアミド(DMAPMA)をRAFT重合させることでジチオ安息香酸エステル末端化P(HPMA-b-DMAPMA)(I)を合成した。Iを還元促進剤としてNaAuCl₄を還元させることでAuナノ粒子(AuNP)を合成した。還元反応をUV-Vis,DLS,ζ電位測定,TEM,SAXS,TGAにより監視した。AuNP/I系とsiRNA(低分子干渉RNA)から重合体安定化AuNP/siRNA複合体(II)を合成した。酵素によるIIの分解,IIの細胞毒性をUV-Vis,毒性アッセイにより調べた。IIによる細胞処理により遺伝子下方制御を調べた。IIはAuNPのその場形成を助けAuNPを安定化させた。siRNA結合に使われるDMAPMA単位の半分以上とAuから中性Auナノプレックスが形成されたことが分かった。siRNA結合能力の高いキャリアの設計には[DMAPMA]:[AuCl₄^-]比が重要であることがわかった。

シソーラス用語： 連鎖移動 ,  リビングラジカル重合 ,  *ナノ粒子 ,  *siRNA ,  ダウンレギュレーション ,  遺伝子発現 ,  細胞毒性 ,  酵素的分解 ,  濃度依存性 ,  キャリア ,  生体高分子 ,  生体適合性高分子 ,  ブロック共重合 ,  ジブロック共重合体 ,  ポリメタクリルアミド ,  高分子複合体
準シソーラス用語： RAFT ,  RAFT重合 ,  *金ナノ粒子 ,  高分子担体 ,  *低分子干渉RNA ,  連鎖移動剤

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  核酸一般  (EB04010U)

物質索引 (3件)： 4,4′-アゾビス(4-シアノペンタン酸) ,  HPMA ,  N-[3-(ジメチルアミノ)プロピル]メタクリルアミド

タイトルに関連する用語 (5件)： 可逆的付加-フラグメンテーション連鎖移動重合 ,  Auナノ粒子 ,  siRNA ,  キャリア ,  設計