抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マーケティング論自体が20世紀になってから産声をあげた領域のため,マーケティングの歴史的研究は日が浅く,研究の切り口は,事実としての歴史(実態史)と論理的パラダイムとしての歴史(学史あるいは学説史)が考えられる。本稿では,まず,マーケティングの歴史的研究における5つの課題を提示した。さらに,流通・マーケティング論領域の研究スタート時点から,歴史分析の方法・視角の検討を行ってきた光澤滋朗の業績中から,1)『マーケティング管理の生成と発展』(1980),2)『マーケティング管理発展史』(1987),3)『マーケティング論の源流』(1990),4)『日本企業の市場管理』(2001),5)『経営戦略と課業環境』(2005),の5つの著書を取り上げて,その歴史分析の特徴について紹介した。