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J-GLOBAL ID:201002248667619615   整理番号:10A0663602

漁業者における海底ゴミの回収の状況と課題-瀬戸内海を中心として-

著者 (1件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 49-65  発行年: 2009年06月01日 
JST資料番号: L5457A  ISSN: 1342-7857  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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海底ゴミは,海域環境を破壊し,漁網の破損や魚体を損傷するとともに,海底ゴミの回収は漁労時間を増加させるなどの問題がある。瀬戸内海では,多くの漁業者による海底ゴミの回収を,海の日などに漁協の海底清掃として行っている。岡山県の日生町漁協などでは,小型機船底曳網漁業の操業時に,漁業者が海底ゴミの回収を日常的に行っている。近年では,岡山県では沿岸の全市に海底ゴミ回収のゴミステーションが設置されており,尾道市でも市の委託により小型機船底曳網漁業者による海底ゴミの回収が開始された。漁業者が回収した海底ゴミは,陸上から流入したポリ袋などの石油化学製品や空き缶などが多い。漁業関係の海底ゴミは非常に少ないだけに,漁業の産業廃棄物としてではなく一般廃棄物として行政によるゴミ処理施設への搬入などが重要である。
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分類 (2件):
分類
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ごみ処理  ,  漁場・漁況 
引用文献 (9件):
  • 兼広春之・栗山雄司 2003. 「日本の沿岸域のゴミ汚染」『水産振興』421号,東京水産振興会
  • 磯部作 2000. 「行政による海底ゴミ対策と排出源対策の必要性」「瀬戸内海における海底ゴミ対策を主とした海域環境保全・回復のための政策提言」『平成14年度 海底ゴミ実態把握調査を通じた市民意識の啓発活動報告書』水島地域環境再生財団
  • 磯部作 2003. 「海底ゴミの回収処理とゴミ減量化の対策提言-海底ゴミ問題の解決に向けて-」「瀬戸内海における海底ゴミ対策を主とした海域環境保全・回復のための政策提言」『平成14年度 海底ゴミ実態把握調査を通じた市民意識の啓発活動報告書』水島地域環境再生財団
  • 塩飽敏史 2005. 「瀬戸内海における海底ゴミの実態とその取り組み-みずしま財団海底ゴミ調査活動の記録-」『瀬戸内海』No.42瀬戸内海環境保全協会
  • 磯部作 2002. 「瀬戸内海の海底ゴミの状況-漁協へのアンケート調査より-」『平成13年度 海底ゴミ実態把握調査を通じた市民意識の啓発に関する活動中間報告書』水島地域環境再生財団
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