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J-GLOBAL ID：201002248726680315   整理番号：10A0092700

易しくなったDNA結合

DNA Binding Made Easy

著者 (3件)： VOYTAS Daniel F. (Univ. Minnesota, MN, USA) ,  JOUNG J. Keith (Massachusetts General Hospital, MA, USA) ,  JOUNG J. Keith (Harvard Medical School, MA, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 326  号： 5959  ページ： 1491-1492  発行年： 2009年12月11日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物病原細菌が宿主植物の遺伝子発現を制御して感染を成立させる機構を研究したサイエンス誌に掲載された新規な研究の解説記事。遺伝子発現を制御するDNA結合蛋白質としてこれまで知られていた数種類のモチーフを含むもの以外に,この研究で新規なモチーフをもつものが発見された。このモチーフをもつDNA結合蛋白質は植物病原菌Xanthomonasに発現しているもので,宿主の生存に必要な遺伝子の発現を活性化して感染成立を促進すること,細菌細胞内で作られ植物細胞内へ分泌,注入されること,などを見出した。宿主の生存に必要な遺伝子の発現を制御して感染を成立させる戦略は,極めて巧妙で耐性が出現しにくい機構である。

シソーラス用語： *結合 ,  *植物病原菌 ,  Xanthomonas ,  DNA結合タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  *細菌感染 ,  宿主 ,  *結合部位 ,  タンパク質 ,  転写因子 ,  アミノ酸配列
準シソーラス用語： *DNA結合 ,  TAL蛋白質 ,  エフェクタ蛋白質 ,  反復配列【アミノ酸】

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  微生物感染の生理と病原性  (EG03053T)

タイトルに関連する用語 (1件)： DNA結合