文献

J-GLOBAL ID：201002248727904497   整理番号：10A0187610

建築設備の立場から環境技術を展望する

著者 (1件)： 山田祐三 (安井建築設計事務所)
資料名： 建築と社会  (Architecture and Society)
巻： 91  号： 2  ページ： 20-22  発行年： 2010年02月01日 
JST資料番号： F0181A  ISSN： 0912-8182  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2020年に向けてのCO2削減目標が1990年比25%減と大幅に変更されたわが国の環境問題の今後について,環境設備の視点から環境技術を考察した。環境設備の役割は,インプットされるエネルギーをできるだけ効率よく利用する省エネルギーとともに,環境負荷の排出を極力低減することにある。そのためには,1)エネルギーの選択,2)高効率エネルギーシステムの構築,3)環境性能マネージメントという3つのプロセスが特に重要な要素となる。また,将来にわたっての低炭素社会実現のためには,自然エネルギーの取り込みを行いながら,その揺らぎを設備システムが最適に稼動制御してエネルギー消費を最小化する「ハイブリッドシステム」は,チャレンジすべき環境技術の重要なテーマである。

シソーラス用語： 環境保全 ,  *建設技術 ,  *建築設備 ,  社会問題 ,  二酸化炭素 ,  排出量 ,  *省エネルギー ,  *環境影響 ,  建築設計 ,  自然エネルギー ,  エネルギー効率 ,  建築物 ,  性能評価 ,  エネルギー消費 ,  運転管理
準シソーラス用語： 環境問題

分類 (2件)： 建築設備一般  (RB06010V) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (2件)：

• 経済産業省 ZEBの実現と展開に関する研究会「ZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビル) の実現と展開について」平成21年11月
• 経済産業省 Cool Earth 2008年3月

タイトルに関連する用語 (3件)： 建築設備 ,  環境 ,  展望