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J-GLOBAL ID:201002248754808351   整理番号:10A0517399

ヒト腸管上皮FHs 74 Int細胞における硫化水素のDNA損傷及びトキシコゲノミクス分析

DNA Damage and Toxicogenomic Analyses of Hydrogen Sulfide in Human Intestinal Epithelial FHs 74 Int Cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 304-314  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W0213A  ISSN: 0893-6692  CODEN: EMMUEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硫化水素は,大腸上皮に遺伝毒性を示し,潰瘍性大腸炎,大腸癌などの慢性疾患の原因となることから,ヒトの非形質転換腸管上皮細胞(FHs 74 Int)を用いて,硫化水素に対する初期(30分)及び後期(4時間)応答を単細胞ゲル電気泳動(コメットアッセイ)法により調べた。また,硫化水素の遺伝毒性を示すが,細胞毒性を示さない濃度(500μM)に曝露したときの遺伝子発現の変化を経路特異的定量的RT-PCR遺伝子配列法により調べた。硫化水素は,大腸内で検出される濃度と同程度の250~2000μMの濃度で遺伝毒性を示した。遺伝子発現の有意な変化は圧倒的に4時間で現れ,PTGS2(COX-2,7.92倍の上方制御)及びWNT2(7.08倍の下方制御)が最大の応答を示した。COX-2は30分及び4時間で上方制御を受けた唯一の遺伝子であった。全体として,硫化水素は細胞周期の進行に関連する遺伝子の発現を修飾し,炎症及びDNA修復反応を誘発することが分かった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物の毒性一般  ,  細胞生理一般 

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