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J-GLOBAL ID：201002248756927765   整理番号：10A0533382

数種の植物に対する¹⁴C標識ヘプタクロル固有のバイオアベイラビリティ

Intrinsic bioavailability of ¹⁴C-heptachlor to several plant species

著者 (3件)： HAYASHI Osamu (Lab. of Metabolism II, Chemistry Div., The Inst. of Environmental Toxicology) ,  KAMESHIRO Maiko (Lab. of Metabolism II, Chemistry Div., The Inst. of Environmental Toxicology) ,  SATOH Kiyoshi (Lab. of Metabolism II, Chemistry Div., The Inst. of Environmental Toxicology)
資料名： Journal of Pesticide Science  (Journal of Pesticide Science)
巻： 35  号： 2  ページ： 107-113 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0886B  ISSN： 1348-589X  CODEN： JPSTCF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： さまざまな植物種に対するヘプタクロル剤固有のバイオアベイラビリティを調べるため,各供試植物の根を,¹⁴C標識ヘプタクロルを含む水耕液で72時間処理した。そして,処理植物体の根およびシュート内の¹⁴C残留物の濃度と性質を調べ,根濃縮係数(RCF)と蒸散流濃縮係数(TSCF)を推定した。RCFとTSCFの推定値は,それぞれ126(トウモロコシ)~4086(レタス)および0.052(ハクサイ)~0.494(ズッキーニ)まで変動した。カボチャとズッキーニでは,ヘプタクロル自体が代謝されずに蒸散流によって根からシュートに移行し,その後も外延的な代謝は認められなかった。シス-ヘプタクロルエポキシドは,トマト,キャベツ,ハクサイおよびレタスのシュートにおける主要な代謝産物であった。したがって,これらの植物のシュートにおけるシス-ヘプタクロルエポキシドの代謝は低いと考えた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *植物 ,  *有機塩素系殺虫剤 ,  *ジエン ,  *架橋化合物 ,  *脂環式化合物 ,  *有機塩素化合物 ,  バイオアベイラビリティ ,  生体吸収 ,  転流【生体】 ,  代謝 ,  種差 ,  生体内蓄積 ,  生物濃縮 ,  係数
準シソーラス用語： 濃縮係数

分類 (3件)： 作物栽培一般  (FC03010R) ,  農薬  (SB05030L) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U)

物質索引 (1件)： ヘプタクロル

引用文献 (20件)：

• 1) http://www.acis.famic.go.jp
• 2) Y-S. Kim, H. Eun, T. Katase and H. Fujiwara: Chemosphere 67, 456–463 (2007).
• 3) http://www.pref.hokkaido.lg.jp
• 4) R. G. Nash and E. A. Woolson: Science 157, 924–927 (1967).
• 5) Y. Hashimoto: J. Pestic. Sci. 30, 397–402 (2005).

タイトルに関連する用語 (5件)： 植物 ,  標識 ,  ヘプタクロル ,  固有 ,  バイオアベイラビリティ