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J-GLOBAL ID:201002248768096656   整理番号:10A0522448

色素増感太陽電池のための有機色素の計算研究: ベンチマーク,戦略及び未解決の問題

A Computational Investigation of Organic Dyes for Dye-Sensitized Solar Cells: Benchmark, Strategies, and Open Issues
著者 (6件):
資料名:
巻: 114  号: 15  ページ: 7205-7212  発行年: 2010年04月22日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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色素増感太陽電池(DSSC)に使用される代表的色素,L0,D4,D5,C217及びJK2,の電子スペクトル(吸収極大エネルギー,振動子強度)を理論計算し,実験結果と比較した。ベンチマーク計算には種々のレベルでの時間依存性密度汎関数法(TDDFT)を用いた。気体分子に対するベンチマーク計算では,ハイブリッドMPW1Kと遠距離補正CAM-B3LYP汎関数を用いたTDFT計算が,より計算時間を必要とする高レベルの相関ab initio法(RI-CC2法など)に匹敵する結果を与えた。MPW1K汎関数を用いたTDFT計算に分極連続モデルによる溶媒効果を考慮した計算を考慮することにより,溶液中での実測の吸収スペクトルと計算から求めたスペクトルを比較した。その結果,実測の吸収スペクトルを再現するためには溶液中での物理化学事象,例えばカルボキシル基の解離平衡や溶媒と溶質の明確な相互作用を考慮することが決定的に重要であるこが分かった。これらの理論計算と実験結果の比較から本研究で用いた計算方法がDSSC用の新規色素分子のデザインに有効であることを示した。
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分類 (3件):
分類
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光化学一般  ,  太陽電池  ,  有機化合物の可視・紫外スペクトル 
物質索引 (5件):
物質索引
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