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J-GLOBAL ID：201002248770829474   整理番号：10A0343350

景観ウォークスルー型VRにおける立体視の生体に与える影響に関する一考察

著者 (3件)： 三柳徹 (東京都市大 大学院工学研究科) ,  向井信彦 (東京都市大 大学院工学研究科) ,  小杉信 (東京都市大 大学院工学研究科)
資料名： 画像電子学会研究会講演予稿
巻： 249th  ページ： 21-24  発行年： 2010年03月12日 
JST資料番号： S0837A  ISSN： 0285-3957  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： VR環境で立体視を行う際,生体に与える影響について調査したので結果を報告する。平坦な道を自転車で走行するVR環境下で,立体視用画像を生成する左右2つのカメラ間隔をパラメータとして被験者の生体に現れる影響を調査した。調査対象を心拍変動のLF/HF比と瞬目における開瞼時間の上昇とし,これに主観的評価アンケートの結果を加えて総合的に判断した。調査の結果,人間の平均瞳孔間距離(6.5[cm])とカメラ間隔が等しいときに,最も高いストレスと眼精疲労が発生することが判った。一方,カメラ間隔が広いとストレスや眼精疲労の発生を抑えながら高い立体感が得られることも判った。(著者抄録)

シソーラス用語： *人間機械系 ,  バーチャルリアリティ ,  *立体視 ,  周波数解析 ,  主観評価 ,  瞳孔 ,  間隔 ,  ストレス ,  眼精疲労
準シソーラス用語： ウォークスルー ,  ステレオカメラ ,  *健康影響 ,  瞬目 ,  心拍変動性

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (6件)：

• 千葉滋. 3次元映像生体影響調査とガイドライン. 映像情報メディア学会技術報告. 1994, 23, 70, 7-12
• 星野聖. 視覚負担推定のための自発性瞬目の開瞼時間の解析. テレビジョン学会誌. 1994, 48, 6, 702-707
• 森田寿哉. 映像が生体に与える影響を防止する技術. 電子情報通信学会技術研究報告. EID電子ディスプレイ. 2006, 106, 338, 11-16
• 泉武博. 3次元映像の基礎. 1995, 37-42
• 磯部祐輔. 視点移動映像視聴時の注視と予告の酔いと速度感及び注視行動への影響. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. 2008, 13, 3, 385-392

タイトルに関連する用語 (4件)： 景観 ,  VR ,  立体視 ,  生体