文献
J-GLOBAL ID:201002248932718205   整理番号:10A1154910

チトクロームbc1とチトクロームb6f複合体の共通機構としての活性化Qサイクル

Activated Q-cycle as a common mechanism for cytochrome bc 1 and cytochrome b 6 f complexes
著者 (1件):
資料名:
巻: 1797  号: 12  ページ: 1858-1868  発行年: 2010年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
動物及び細菌のチトクロームbc1複合体(以後bc1と記す)及び植物及び藍藻の関連するチトクロームb6f複合体(以後bfと記す)はエネルギー変換膜を介してプロトンを輸送する二量体キノール:チトクロームc/プラストシアニンオキシドレダクターゼである。一般に認められたQサイクル機構はこれらの酵素が触媒中心Pで2つのキノール分子を酸化し,他の触媒中心Nで1つのキノール分子を産生することを示唆する。Rhodobacter capsulatusの膜小胞におけるチトクロームb及びc1のフラッシュ誘導酸化還元変化,電圧発生及びプロトン移動のデータに基づき,bc1の「活性化Qサイクル」のスキームを以前に提案した。このスキームはbc1が中心Nによる膜ユビキノール貯蔵からの電子注入により「活性化」され,生理的条件下でチトクロームb部位に2個の電子を含有することを示唆し,1つの単量体の中心Nにセミキノンが結合し,他の単量体の高電位ヘムbを還元すると推察した。bc1の中心Pにおける各ユビキノール分子の酸化により酵素の1つの中心Nでのユビキノール分子の形成及び電圧発生が生じる完全な触媒サイクルができた。2個の電子による同様の前負荷は緑色植物及び藍藻のチトクロームb6f複合体におけるフラッシュ誘導反応のデータの説明が可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る