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J-GLOBAL ID：201002249056312626   整理番号：10A0291608

超臨界メタノール中におけるPET解重合の不均一連続反応速度論モデリング

Heterogeneous continuous kinetics modeling of PET depolymerization in supercritical methanol

著者 (3件)： GENTA Minoru (Dep. of Applied Chemistry and Biochemistry, Kumamoto Univ., Kumamoto 860-8555, JPN) ,  GOTO Motonobu (Dep. of Applied Chemistry and Biochemistry, Kumamoto Univ., Kumamoto 860-8555, JPN) ,  SASAKI Mitsuru (Dep. of Applied Chemistry and Biochemistry, Kumamoto Univ., Kumamoto 860-8555, JPN)
資料名： Journal of Supercritical Fluids  (Journal of Supercritical Fluids)
巻： 52  号： 3  ページ： 266-275  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： W1591A  ISSN： 0896-8446  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまでに,超臨界メタノール中でのPETの解重合過程を解明するために,PETの分子鎖に沿った結合のランダム開裂と,分子鎖末端の切断(特異的開裂)からなる2つの開裂機構により,分子量分布(MWD)が経時的に変化する連続反応速度論モデルを開発した。ここでは,高分子熔融相と超臨界メタノール相を考慮した不均一反応系に,この連続反応速度論モデルを拡張し,MWDとモノマ量の変化を時間の関数としてシミュレーションを実施した。種々の反応時間における解重合成分のサイズ排除クロマトグラフィーからMWDを求め,シミュレーション結果と比較し速度定数を決定した。実測値とシミュレーション結果の比較から,ランダム開裂は特異的開裂よりも速いことが分かった。超臨界メタノール中でのPET解重合は初期段階では不均一相におけるランダム開裂が支配的で,最終段階では均一相における特異的開裂が支配的だった。また,物質移動がPETの解重合に影響することも判明した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリエチレンテレフタレート ,  *解重合 ,  *超臨界流体 ,  反応機構 ,  *反応速度論 ,  *不均一系反応 ,  *モデリング ,  *計算機シミュレーション ,  分子量分布 ,  単量体 ,  一次反応 ,  反応速度定数 ,  物質移動 ,  オリゴマ ,  三量体 ,  *資源再生 ,  サイズ排除クロマトグラフィー ,  脂肪族アルコール ,  ジオール
準シソーラス用語： PET【重合体】 ,  解重合反応 ,  不均一反応 ,  モノマー ,  マテリアルリサイクル

分類 (3件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (5件)： メタノール ,  テレフタル酸ジメチル ,  エチレングリコール ,  テレフタル酸ビス(2-ヒドロキシエチル) ,  テレフタル酸1-メチル4-(2-ヒドロキシエチル)

タイトルに関連する用語 (6件)： 超臨界メタノール ,  PET ,  解重合 ,  不均一 ,  反応速度論 ,  モデリング