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J-GLOBAL ID：201002249193190457   整理番号：10A1754766

AE法と可視化手法を用いたAl-7 mass%Si合金の凝固割れ検知

Detection of solidification cracking of Al-7 mass%Si alloy by using acoustic emission and visualization methods

著者 (5件)： 遠藤至 (早稲田大学大学院創造理工学研究科総合機械工学専攻 大学院生) ,  千葉浩行 (早稲田大学大学院理工学研究科環境資源及材料理工学専攻物質材料理工学専門分野 大学院生) ,  植木徹 (早稲田大学大学院理工学研究科環境資源及材料理工学専攻物質材料理工学専門分野 大学院生) ,  鳥山隆成 (早稲田大学大学院創造理工学研究科総合機械工学専攻 大学院生) ,  吉田誠 (早稲田大学各務記念材料技術研究所)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 60  号： 10  ページ： 486-491 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金のDC鋳造における凝固割れ固有のAE信号を明らかにするため,両端拘束試験法を用いて,Al-7mass%Si合金の凝固割れ発生の有無とAEピークボルト及び周波数帯の関係を調べた。高速ビデオカメラを用いた可視化による割れの直接観察とAE波形の比較を行い,凝固割れとAE波形とを対応させた。共晶段階で検知されたAEピークレベルは,凝固割れの発生によって相対的に高くなった。この段階の可視化実験では割れの伝搬が確認され,検知したAE信号は凝固割れの伝搬によるものと考えられる。凝固割れのAE周波数帯は10~200kHzであった。凝固割れが発生しない場合でもAE信号が検知されたため,凝固割れ以外のAE発生を考慮する必要がある。

シソーラス用語： *AE検査 ,  可視化 ,  *アルミニウム合金 ,  ケイ素含有合金 ,  半連続鋳造 ,  *凝固割れ ,  波形 ,  アコースティックエミッション ,  周波数帯 ,  共晶反応 ,  亀裂伝搬 ,  損傷検出
準シソーラス用語： 割れ検知

分類 (2件)： 鋳造欠陥  (WC01060X) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (18件)：

• 1) 渡部智也,鳥山隆成,木村亮介,中澤 嵩,千葉浩行,田中宗平,植木 徹,吉田 誠:軽金属,58(2008),395–405.
• 2) 渡部智也,鳥山隆成,木村亮介,中澤 嵩,千葉浩行,田中宗平,植木 徹,吉田 誠:軽金属,58(2008),464–472.
• 3) G. R. Speich and R. M. Fisher: American Society for Testing and Materials, (1972), 140.
• 4) B. H. Schofield: Report ARL-150, AEronautical Research Laboratory, Office of TechnicalServices, U.S. Dept. of Commerce, Washington, D.C., (1961).
• 5) C. E. Hartbower, W. W. Gerverich and P. P. Crimmins: The Welding Journal, 47 (1968), 1–18.

タイトルに関連する用語 (4件)： AE ,  可視化手法 ,  Al ,  凝固割れ