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J-GLOBAL ID：201002249348049845   整理番号：10A0946644

酸素4電子還元を目指したイリジウムポルフィリン錯体修飾炭素触媒

Iridium Porphyrin-modified Carbon Black Catalysts for Direct Four-electron Oxygen Reduction

著者 (7件)： 湯浅真 (東京理大 理工) ,  湯浅真 (東京理大 総合研究機構) ,  藤岡賢治 (東京理大 理工) ,  大竹崇久 (東京理大 理工) ,  青木亜佐美 (東京理大 理工) ,  村田英則 (東京理大 理工) ,  村田英則 (東京理大 総合研究機構)
資料名： 材料技術  (Material Technology)
巻： 28  号： 4  ページ： 151-160  発行年： 2010年07月25日 
JST資料番号： Y0644A  ISSN： 0289-7709  CODEN： MTECFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オクタエチルポルフィリナトイリジウム(III)および5,10,15,20-テトラ(3-チエニル)ポルフィリナトイリジウム(III)([IrT3ThP])の金属錯体をカーボンブラック(CB)表面に修飾し,さらの熱処理して触媒を合成し,触媒活性と燃料電池の発電特性を調べた。液相吸着法と流動床電解重合法でCB表面に修飾し,化学状態に対する修飾法と熱処理の影響を調べた。[IrT3ThP]を液相吸着法で修飾した触媒をカソード触媒として膜電極接合体を作製し,燃料電池の電流電圧特性で発電性能を評価した。1)CB上にIrポルフィリン錯体の重合膜が形成されこれによりIrポリフィリン錯体がCB上に連続的に密着性高く固定されて電子密度が増加する,2)開回路電圧が0.92Vと最大出力密度110mW/cm²の燃料電池の発電性能が得られる。

シソーラス用語： *ポルフィリン錯体 ,  イリジウム錯体 ,  *カーボンブラック ,  触媒調製 ,  化学修飾 ,  吸着 ,  電解重合 ,  熱処理 ,  複合膜 ,  *燃料電池 ,  電流電圧特性 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *電極触媒
準シソーラス用語： 膜電極接合体

分類 (2件)： 触媒の調製  (CB06110P) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (38件)：

• V. A. Jalan and E. J. Taylor, J. Electroanal. Chem., 130, 2299 (1983).
• J. Applby, Enegy, 11, 13, (1986).
• S. Mukerjee and S. Srinivansan, J. Electroanal. Chem., 357, 201 (1993), and references therein.
• M. Watanabe, K. Tsurumi, T. Mizukami, T. Nakamura, and P. Stonehart, J. Electroanal. Chem., 141, 2659 (1994), and references therein.
• T. Toda, H. Igarashi, H. Uchidaq, and M. Watanabe, J. Electroanal. Chem., 146, 3750 (1999).

タイトルに関連する用語 (7件)： 酸素 ,  電子 ,  還元 ,  イリジウム ,  ポルフィリン錯体 ,  修飾 ,  炭素触媒