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J-GLOBAL ID:201002249353478150   整理番号:10A0626478

ウイルスDNAパッケージモーターの機械化学

Mechanochemistry of a Viral DNA Packaging Motor
著者 (5件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 186-203  発行年: 2010年07月09日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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5量体ATPアーゼモーターgp16は二本鎖DNAをバクテリオファージφ29ウイルスカプシドにパッケージする。単分子実験研究を基礎として,パッケージモーターはDNAを回転するが,4つの2.5bpパワーストロークのバーストにおいてDNAをいかに転位するかについて説明するプッシュ&回転メカニズムを提案した。このメカニズムにおいて,各パワーストロークはATP加水分解後にP<sub>i</sub>遊離を随伴した。gp16モーターの高解像度構造は入手できないが,バクテリオファージφ12のP4 RNAパッケージモーターの特性化された性質を取り入れた。各パワーストロークに関して,単独サブユニットのlumenalレバーはDNA骨格に静電気的に誘導した。その後,レバーは骨格軸に立体的に直角に押出し,それにより右手DNAヘリックスは転位し,左手方向に回転した。静電結合はレバーとDNA間の緊密結合を可能にし,スリップバックからDNAを保護した。DNAへのレバー親和性はパワーストロークの末端部へ向けて低下し,DNAは次のサブユニット上のレバーに回転した。φ12-P4の捕捉のように,各パワーストロークは次の触媒部位において,その部位へのArgフィンガーの挿入によりATP加水分解を促進した。全4つのパワーストロークの末端部で,ADP遊離が緩慢に生じ,その結果サイクルは停止し,4ATPが触媒部位に負荷された時に休止期を構成した。4パワーストロークの次のバースト期は,自発的ATP加水分解がArgフィンガーの挿入なしに5番目の部位で起きると直ぐに開始した。プッシュ&回転モデルは多量体ATPアーゼがいかにDNAを輸送するかについての新規推測を提供し,それは同様に他の環状体に適用できるだろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  ウイルスの生化学 
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