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J-GLOBAL ID：201002249450478742   整理番号：10A0521855

殺菌性レクチンによるペプチドグリカン認識の分子基盤

Molecular basis for peptidoglycan recognition by a bactericidal lectin

著者 (7件)： LEHOTZKY Rebecca E. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  PARTCH Carrie L. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  MUKHERJEE Sohini (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  CASH Heather L. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  GOLDMAN William E. (Univ. North Carolina, NC) ,  GARDNER Kevin H. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX) ,  HOOPER Lora V. (Univ. Texas Southwestern Medical Center, TX)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 17  ページ： 7722-7727  発行年： 2010年04月27日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RegIIIγと肝腸管膵/膵炎関連蛋白質(HIP/PAP)の殺菌活性は,細胞壁ペプチドグリカンへの結合に依存する。RegIIIレクチンは異なるクラスのペプチドグリカン結合蛋白質として同定されている。今回,NMRスペクトロスコピーを用い,ヒトRegIIIレクチンHIP/PAPによるペプチドグリカン認識の分子基盤を検討した。HIP/PAPは,殺菌に重要な保持EPNモチーフを介してカルシウム非依存性にペプチドグリカン炭水化物を認識した。HIP/PAP EPNモチーフの通常ではない位置とカルシウム非依存性の機能性は,このシーケンスがカルシウム依存性,非依存性炭水化物結合を支持し得る幅の広い機能モジュールであることを示唆した。さらに検討し,天然ペプチドグリカンの高クラスター化炭水化物エピトープの動的認識は,HIP/PAPと細菌細胞壁間の高親和性相互作用を示す必須機構であると提案した。

シソーラス用語： *レクチン ,  *ペプチドグリカン ,  NMR【磁気共鳴】 ,  ヒト ,  殺菌 ,  カルシウム ,  炭水化物 ,  エピトープ ,  細菌 ,  細胞壁 ,  分子間相互作用 ,  分子認識 ,  アミノ酸配列 ,  相同性 ,  組換タンパク質
準シソーラス用語： HIP/PAP ,  RegIII

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 殺菌性 ,  レクチン ,  ペプチドグリカン ,  分子 ,  基盤