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J-GLOBAL ID:201002249518017331   整理番号:10A1460211

宮城県における養殖ノリの生産動向と不作年度の特徴-特に採苗・育苗期の環境条件と種網の健全度の関係について-

著者 (1件):
資料名:
号: 10  ページ: 39-44  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: X0787B  ISSN: 1346-4329  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年の宮城県における養殖ノリの生産動向と不作年度の特徴,特に採苗・育苗期の環境条件と種網の健全度の関係について取り纏めた。1)1989~2008年度の宮城県における秋芽網期のノリ生産量は3千万~2億5千万枚の範囲で推移し,1990,1991,1993,1996,2004,2008年度が不作であった。不作の要因は種網の健全度が低いこと,あかぐされ病の蔓延,色落ちの発生,低気圧による被害が考えられた。2)同期間の冷蔵網期のノリ生産量は2億7千万~6億7千万枚の範囲で推移し,1994,2001,2007年度は不作年度で,不作の要因は種網の健全度が低いこと,色落ちの発生,低気圧の被害が考えられた。3)秋芽網期では6ケ年中5ケ年,冷蔵網期は3ケ年中2ケ年で種網の健全度が低いことが不作の要因となっていた。4)採苗期の水温降下は近年遅れる傾向にあるが,野外採苗・漁場への張り込みを遅らせることで適正な採苗が可能であった。5)種網の健全度が低い年度は育苗期に高水温・多雨の傾向にあり,特に降水量に大きく影響されると考えられた。(著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
海藻類  ,  水産増養殖一般  ,  植物に対する影響 

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