抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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現在,NEDOプロジェクトにおいて通電容量2kA,絶縁電圧2kV,運転温度20KのSMES用伝導冷却Y系超電導コイルの開発が進められている。その中で,我々はY系超電導コイルの熱的安定性・保護の検討を行っている。HTS線材・コイルは,LTSに比べて圧倒的に高い熱的安定性を有しているが,何らかの要因で常電導転移が生じると,常電導伝播が極めて遅いため,局所的な温度上昇の発生の可能性がある。また,常電導伝播の検出が極めて難しくなると予想される。そこで,今回は素線絶縁を施したY系積層導体コイルのクエンチ保護について検討したので報告する。本研究は「イットリウム系超電導電力技術開発プロジェクト」の一部としてNEDOの委託により実施したものである。