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J-GLOBAL ID：201002249585873358   整理番号：10A0327836

CrRe合金の微細構造の電子顕微鏡研究

Electron microscopy investigations of the microstructure of a CrRe alloy

著者 (3件)： FORTUNA-ZALESNA E. (Warsaw Univ. Technol., Warszawa, POL) ,  ZIELINSKI W. (Warsaw Univ. Technol., Warszawa, POL) ,  KURZYDLOWSKI K.J. (Warsaw Univ. Technol., Warszawa, POL)
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 237  号： 3  ページ： 431-434  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クロム及びクロム基合金は高いクリープ強度と良好な酸化耐性のため高温用材料として期待されている。しかし室温でのぜい性が原因で使用は限定されている。格子間不純物原子の溶解度が低いために炭化物,窒化物及び酸化物として析出することが原因である。他の6A属のbcc金属であるWおよびMoをベースとした合金では,Re添加でぜい性が低減することが知られており,機械的双晶形成でこの現象を説明している。再結晶化させたCr35Re合金の微細構造を研究したので報告する。試料はイオンミリングで作製した。透過電子検出器とエネルギー分散分光器を組み込んだ超高分解能走査型電子顕微鏡で微細構造を調べた。析出物の回折像を透過型電子顕微鏡で記録した。Cr35Re合金の母材はCr中にReが溶解した固体であった。結晶粒界の析出物の一つはCrRe₂のシグマ相であった。結晶粒界に検出したCr₂Nと見られる他の一つの析出物についてA15 Cr₃Re準安定相である可能性を検討した。

シソーラス用語： クリープ強さ ,  耐酸化性 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *析出物 ,  *微細構造 ,  結晶粒界 ,  脆性 ,  イオンエッチング ,  *レニウム合金 ,  金属組織 ,  σ相 ,  クロム含有合金 ,  再結晶
準シソーラス用語： イオンミリング ,  クリープ強度 ,  酸化耐性

分類 (1件)： 組織的硬化現象  (WB01020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 微細構造 ,  電子顕微鏡 ,  研究