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J-GLOBAL ID：201002249594208642   整理番号：10A0815970

トランスジェニックカイコにおいて非三重螺旋コラーゲンα鎖の産生及び細胞培養のゼラチンの代替としてその評価

Production of a Non-Triple Helical Collagen α Chain in Transgenic Silkworms and Its Evaluation as a Gelatin Substitute for Cell Culture

著者 (9件)： ADACHI Takahiro (Neosilk Co. Ltd., Hiroshima, JPN) ,  ADACHI Takahiro (Hiroshima Prefectural Inst. Industrial Sci. and Technol., Hiroshima, JPN) ,  WANG Xiaobiao (Neosilk Co. Ltd., Hiroshima, JPN) ,  MURATA Tomoko (Neosilk Co. Ltd., Hiroshima, JPN) ,  OBARA Masanobu (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  AKUTSU Hidenori (Natl. Center for Child Health and Development, Tokyo, JPN) ,  MACHIDA Masakazu (Natl. Center for Child Health and Development, Tokyo, JPN) ,  UMEZAWA Akirihiro (Natl. Center for Child Health and Development, Tokyo, JPN) ,  TOMITA Masahiro (Neosilk Co. Ltd., Hiroshima, JPN)
資料名： Biotechnology and Bioengineering  (Biotechnology and Bioengineering)
巻： 106  号： 6  ページ： 860-870  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： D0019A  ISSN： 0006-3592  CODEN： BIBIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3α鎖から成る三重螺旋構造の蛋白質であるコラーゲンは各種医薬品及び化粧品用途を持つ生物材料として用いられる。カイコ分泌腺においてヒト型コラーゲンIα1鎖[α1(I)鎖]を合成し繭へ分泌するトランスジェニックカイコを作成し,そのコラーゲンの特性化を行った。組換α1(I)鎖の始発含量は0.8%であったが,バクロウイルス由来トランス活性化因子であるIe1遺伝子をトランスジェニックカイコへ導入して鎖の含量を増加させ,更にトランス遺伝子の同型接合体を作成し8.0%へ増加させた。α1(I)鎖は抽出し精製して二次構造は変性I型コラーゲンと同一であり三重螺旋構造の不在を示した。組換ヒトα1(I)鎖は細胞培養に対する高品質で安全なゼラチン代替としての生物材料候補であった。

シソーラス用語： カイコ ,  トランスジェニック動物 ,  三重螺旋 ,  *コラーゲン ,  細胞培養 ,  ゼラチン ,  *キャリア ,  薬物 ,  化粧品 ,  繭 ,  組換タンパク質 ,  DNA結合タンパク質 ,  ウイルスタンパク質 ,  転写因子 ,  *遺伝子発現 ,  *トランスジェニックカイコ ,  トランス活性化因子 ,  導入遺伝子 ,  生物 ,  *硬タンパク質 ,  *動物タンパク質 ,  *分子遺伝現象
準シソーラス用語： トランス遺伝子 ,  生物材料

分類 (4件)： 動物の生化学  (EJ01050P) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (7件)： トランスジェニックカイコ ,  三重螺旋 ,  コラーゲン ,  細胞培養 ,  ゼラチン ,  代替 ,  評価