文献
J-GLOBAL ID:201002249649884367   整理番号:10A0718264

土壌溶液中のカドミウムの溶解性に及ぼす窒素肥料,pH,および電気伝導度の効果

Effects of Nitrogen Fertilizer, pH, and Electrical Conductivity on the Solubility of Cadmium in Soil Solution
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 101-107  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: F0963A  ISSN: 0031-4064  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
土壌溶液中のカドミウム(Cd)の溶解性に及ぼす窒素肥料,pH,および電気伝導度(EC)の効果を調査した。窒素源として尿素を添加した土壌(土壌(+)N)の水抽出物が,窒素源無添加土壌(土壌(-)N)と同様に60日のインキュベーション期間経過中の様々な時間に得られた。水抽出物のEC(W-EC),pH(W-pH),およびNO3-(W-NO3-),SO42-(W- SO42-),Cl-(W-Cl-),およびCd(W-Cd)の濃度を分析した。土壌(+)N中のW-CdおよびW-NO3-は0日目(および)から7日目の間に急速に増加し,その後インキュベーションの終了まで緩やかに増加した。同時に,pHは最初の7日間に急速に低下し,その後緩やかに低下した。土壌(-)Nでは,W-ECが緩やかに増加し,W-pHは緩やかに減少した,そして,変化の速度は全体のインキュベーション期間に渡って安定であった。同様の傾向はW-NO3-について観察された。これらの結果は,ECおよびpHの変化が尿素および土壌有機物の硝化に付随され得るだろう,これは次にはW-Cd(即ち,増加した土壌からのCdの脱着を)を増加することを指摘する。加えて,W-Cd,W-pH,およびW-ECの多重線形回帰分析(n=30)を行った。この分析は,W-pHおよびW-ECのW-Cdに関する部分回帰係数が,それぞれ,-0.561および0.774であった,また,W-pHおよびW-ECは共に土壌中のCdの溶解性を説明するのに十分であった(R2=0.851)ことを指摘した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌化学  ,  カドミウムとその化合物 
引用文献 (19件):
もっと見る

前のページに戻る