文献

J-GLOBAL ID：201002249661371200   整理番号：10A0292582

G蛋白質共役受容体キナーゼ2(GRK2)調節と細胞周期進行

G protein-coupled receptor kinase 2 (GRK2) modulation and cell cycle progression

著者 (4件)： PENELA Petronila (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP) ,  RIVAS Veronica (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP) ,  SALCEDO Alicia (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP) ,  MAYOR Federico, Jr. (Universidad Autonoma de Madrid, Madrid, ESP)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 3  ページ： 1118-1123  発行年： 2010年01月19日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 哺乳類細胞においてGRK2レベルはG2/M期に低減した。このGRK2の分解はCDK2によるGRK2のセリン670残基のリン酸化とそれによるプロリル-イソメラーゼPin1の結合を必要とした。リン酸化されないGRK2変異体を発現させた細胞では,GRK2の分解に加えて,サイクリンB1誘導とCDK活性化も見られず,細胞周期の進行が阻害された。また,ドキソルビシン処理によるG2/Mチェックポイントの活性化はGRK2分解を抑制し,GRK2の過剰発現および安定化はドキソルビシン処理によるp53誘導とアポトーシスを低減した。G2/M期のGRK2の分解が細胞周期の進行と調節に重要であることを示した。

シソーラス用語： 膜受容体 ,  *タンパク質キナーゼ ,  *細胞周期 ,  サイクリン依存性キナーゼ ,  リン酸化 ,  サイクリン ,  結合部位 ,  アポトーシス ,  p53タンパク質 ,  アミノ糖 ,  キノン ,  配糖体 ,  多価フェノール ,  デオキシ糖 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール
準シソーラス用語： G蛋白質共役受容体 ,  *GRK2 ,  CDK2 ,  サイクリンB1 ,  細胞周期チェックポイント

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

物質索引 (1件)： ドキソルビシン

タイトルに関連する用語 (4件)： G蛋白質共役受容体キナーゼ2 ,  GRK2 ,  調節 ,  細胞周期進行