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J-GLOBAL ID:201002249673818235   整理番号:10A0955019

不飽和脂肪酸類のLangmuir膜の圧縮と酸化安定性に対する分子構造 振動和周波数分光研究

Molecular Structure upon Compression and Stability toward Oxidation of Langmuir Films of Unsaturated Fatty Acids: A Vibrational Sum Frequency Spectroscopy Study
著者 (4件):
資料名:
巻: 26  号: 17  ページ: 14024-14031  発行年: 2010年09月07日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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振動和周波数分光(VSFS)を用いて,不飽和脂肪酸の空気中での酸化安定性を研究した。不飽和脂肪酸としては,(Z)-11-イコセン酸(20:1 EA,ω-9)/(11Z,14Z)-11,14-イコサジエン酸(20:2 EA,ω-6)/(11Z,14Z,17Z)-11,14,17-イコサトリエン酸(20:3 EA,ω-3)を用いた。Langmuirトラフ上に広がった膜の分子構造と配座秩序の時間変化を測定した。一定の表面圧では脂肪酸過酸化機構と一致して,単分子層形成後数分以内に二重結合は表面領域から消失して沈み込み,そしてビニルCH伸縮振動が検出された。VSFSからも,数多くのgauche欠陥を持つ配座的に無秩序な表面が現れることが分かった。酸化は,単分子層の充填密度に強く依存し,高い表面圧では安定であった。更に不活性気体中での,酸化されていない単分子層の圧縮に対する分子構造の変化を調べた。その結果,これら三つの脂肪酸の二重結合部分の充填と配向は同等であり,二重結合数に関係なく二重結合方向は相互に並行で,また20:3 EAは鉄角材構造を形成しているものと思われる。VSFSにより測定される最低の表面圧において,分子当たりの面積が50Å2よりも小さいことから不飽和部分のヘアピン形態の可能性は排除される。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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酸化,還元  ,  コロイド化学一般 
物質索引 (3件):
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