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J-GLOBAL ID：201002249678757366   整理番号：10A1336791

音声認識技術の実用化への取り組み 2 携帯電話における分散型音声認識システムの実用化

著者 (1件)： 加藤恒夫 (KDDI研)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 51  号： 11  ページ： 1394-1400  発行年： 2010年11月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 携帯電話向け分散型音声認識システムの開発の背景とその経緯に触れつつ,KDDIがサービスを開始した携帯インターネットのための分散型音声認識システムについて紹介した。具体的には,まず,電話音声認識との組合せによる音声入力を実現する手順について述べ,システム構成,標準化,クライアントの携帯実装等について説明した。さらに,分散型音声認識のアプリケーションとして,乗換検索サービス,目的地検索サービス,社内電話帳等について紹介し,ユーザインタフェースの工夫として,発声パターンの表示,誤認識原因の推定・表示機能,認識処理の短時間化,修正しやすい認識画面等について解説した。携帯電話向け音声認識の今後にも言及した。

シソーラス用語： *携帯電話 ,  *音声認識 ,  分散処理 ,  *インターネット ,  クライアントサーバシステム ,  情報検索 ,  *ユーザインタフェイス ,  Webページ ,  コンテンツサービス ,  XML【マークアップ言語】 ,  実用化 ,  標準化
準シソーラス用語： *モバイルインターネット ,  音声入力

分類 (3件)： パターン認識  (JE07000S) ,  移動通信  (ND08030H) ,  計算機網  (JC03000K)

引用文献 (5件)：

• ETSI ES 201 108 Distributed Speech Recognition Encoding. ETSI ES 201 108. 2000
• 加藤. 分散型音声認識の商用システム構築. 情報処理学会研究報告. 2006, 2006-SLP-63, 39-44
• 内藤. 携帯インターネット用音声入力システムにおける雑音対策. 情報処理学会第66回全国大会講演論文集, Mar. 2004. 2004, 217-220
• ETSI ES 202 050 v1.1.1 Speech Processing, Transmission and Quality Aspects (STQ) ; Distributed Speech Recognition ; Advanced Front-end Feature Extraction Algorithm ; Compression Algorithms. ETSI ES 202 050. 2002
• KDDI声de入力ローカル音声認識タイプ. http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0925c/. 2008

タイトルに関連する用語 (4件)： 音声認識技術 ,  実用化 ,  携帯電話 ,  音声認識システム