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J-GLOBAL ID：201002249695608765   整理番号：10A0422264

スピントルクナノ発振器の線幅および非線形周波数シフト係数のマイクロマグネテイックシミュレーション

Micromagnetic simulations of linewidths and nonlinear frequency shift coefficient in spin torque nano-oscillators

著者 (2件)： CARPENTIERI Mario (Dep. of Elettronica, Informatica e Sistemistica, Univ. of Calabria, I-87036, Arcavacata di Rende, Cosenza, ITA) ,  TORRES Luis (Dep. of Fisica Aplicada, Univ. of Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 107  号： 7  ページ： 073907  発行年： 2010年04月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スピントルクナノ発振器(STNO)の線幅の温度および外部磁場の角度依存性をマイクロ磁気シミュレーションによって調べた。線幅は実験と一致して温度上昇とともに増大し,その傾斜は外部磁場の角度に依存した。STNOの非線形の程度の尺度であり,相の揺らぎへの振幅変換強度を示す非線形周波数シフト係数を見出した。非線形周波数シフトの存在はSTNOの発生周波数を調整できることを意味し,同時に相のノイズのさらなる原因となり線幅を広げる結果となる。面内の容易軸と困難軸の間の45度方向に磁場を印加することで,形状異方性を付与したナノピラーでは狭い線幅が得られた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *発振器 ,  *トルク ,  電磁気学 ,  *計算機シミュレーション ,  幅 ,  温度依存性 ,  磁場効果 ,  応答 ,  *非線形性 ,  *周波数シフト
準シソーラス用語： ナノ発振器 ,  *スピントルク ,  マイクロ磁気工学 ,  線幅

分類 (1件)： 磁性体測定技術・装置  (BM06030I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 発振器 ,  線幅 ,  非線形 ,  周波数シフト ,  係数