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J-GLOBAL ID:201002249729277283   整理番号:10A0375121

PI3Kは卵巣摘出雌性ラットにおける大腸-尿道器官間反射のエストロゲン依存性促進を修飾する

PI3K modulates estrogen-dependent facilitation of colon-to-urethra cross-organ reflex sensitization in ovariectomized female rats
著者 (12件):
資料名:
巻: 113  号:ページ: 54-66  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,閉経期腰痛,内臓痛と関連して,大腸-尿道間反射の機構を検証した。卵巣摘出ラットの大腸に芥子油を注入し,その時の尿道反射と仙髄後角の蛋白質発現の変化を調べた。芥子油処置は,NMDA受容体NR2Bサブユニット依存性の反射活性を感作し,後角のリン酸化Akt(pAkt)とリン酸化NR2B(pNR2B)の発現レベルを高めた。同じ現象が,17β-エストラジオール(17βESD)の皮下注射6時間後にも見られた。この現象は,ICI-182780及びLY-294002の髄腔内投与により反転回復した。免疫沈降実験で,17βESDの皮下投与6時間後,pAktとpNR2Bの間に蛋白質-蛋白質相互作用が起こることも確認された。これらから著者等は,17βESDはPI3Kカスケードを活性化し,次いで脊髄のエストロジェン受容体ERα/ERβを介してNR2Bサブユニットをリン酸化NMDA依存性器官間感作促進し,これが腰部の内臓-内臓反射疼痛に関与していると結論した。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  泌尿排出系一般 
物質索引 (4件):
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