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J-GLOBAL ID：201002249753044125   整理番号：10A1058033

ポリホスファゼン高分子電解質と非イオン界面活性剤の水溶液における蛋白質安定化

Protein Stabilization in Aqueous Solutions of Polyphosphazene Polyelectrolyte and Non-Ionic Surfactants

著者 (3件)： MARIN Alexander (Apogee Technol., Inc., Massachusetts) ,  DECOLLIBUS Daniel P. (Apogee Technol., Inc., Massachusetts) ,  ANDRIANOV Alexander K. (Apogee Technol., Inc., Massachusetts)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 9  ページ： 2268-2273  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 免疫アジュバンドのポリ[ジ(カルボキシラトフェノキシ)ホスファゼン]ジナトリウム塩(PCPP)及び/又は非イオン界面活性剤(Tween20又はPluronic)を含有する50°Cの水溶液中におけるワサビペルオキシダーゼ(HRP)の酵素活性の変化を調べた。PCPPはHRP構造の著しい安定化効果を示して,HRP酵素活性の半減期を~3倍増加させた。逆に,PCPP非存在下での非イオン界面活性剤の添加は半減期をHRP単独の場合より減少させた。しかし,HRP/非イオン界面活性剤混合物の添加はHRP単独の場合より~10倍の半減期増加をもたらした。それらHRP含有水溶液系の濁度滴定と動的光散乱の結果からHRP酵素活性安定化とその蛋白質構造安定化が高分子間相互作用によるPCPP-HRP及びPCPP-HRP-非イオン界面活性剤複合体形成に相関することを示した。

シソーラス用語： *ポリホスファゼン ,  高分子電解質 ,  アジュバント ,  Tween20 ,  高分子界面活性剤 ,  *非イオン界面活性剤 ,  *セイヨウワサビペルオキシダーゼ ,  酵素活性度 ,  生物学的半減期 ,  *高分子複合体 ,  高分子溶液 ,  水溶液 ,  分子間相互作用 ,  熱変性
準シソーラス用語： Pluronic ,  *蛋白質変性

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (1件)： 4,4′-(1-ホスファ-2-アザエテン-1,1-ジイルビスオキシ)ビス(安息香酸ナトリウム)

タイトルに関連する用語 (5件)： ポリホスファゼン ,  高分子電解質 ,  非イオン界面活性剤 ,  水溶液 ,  蛋白質安定化