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J-GLOBAL ID:201002249772112530   整理番号:10A0531848

ミリストイル化したNaked2は細胞膜でDishevelled-1を分解することによりWnt-βカテニン活性に拮抗する

Myristoylated Naked2 Antagonizes Wnt-β-Catenin Activity by Degrading Dishevelled-1 at the Plasma Membrane
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資料名:
巻: 285  号: 18  ページ: 13561-13568  発行年: 2010年04月30日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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DrosophilaにおいてWnt-βカテニン経路のアンタゴニストとして作用するnaked cuticleの脊椎動物オルソログNKD2が,脊椎動物においてもアンタゴニストとして作用するか調べた。ゼブラフィッシュ胚にWnt8を導入するとWnt-β-カテニン経路が活性化して目の無い表現型を示すが,NKD2を共発現するとこの表現型は失われた。ミリストイル化を欠損したNKD2のG2A変異体は,Wnt8に対する抑制効果を示さなかった。Wnt-β-カテニン経路に対する抑制効果およびNKD2のミリストイル化依存性は,HEK293においても確認できた。免疫沈降実験および免疫蛍光法を用いた解析から,NKD2はWnt-β-カテニン経路の必須構成因子であるDishevelled(Dvl)-1と結合し,上皮細胞の側方細胞膜において共局在していた。過剰発現およびsiRNAを用いたノックダウン実験から,NKD2とDvl-1はポリユビキチン化を強めることで互いを不安定化することが分かった。細胞分画およびユビキチン化解析から,NKD2は細胞膜画分のユビキチン化されたDvl-1と結合していることが分かった。NKD2がWnt-β-カテニン経路のアンタゴニストとして機能していると結論付けた。
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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