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J-GLOBAL ID：201002249778678226   整理番号：10A1006266

芳香族橋架けを有するビス(テトラチアフルバレン) EPRおよび理論検討による酸化化学種中の電子非局在化

Bis(tetrathiafulvalenes) with aromatic bridges: electron delocalization in the oxidized species through EPR and theoretical studies

著者 (6件)： RIOBE Francois (Univ. Angers, Angers, FRA) ,  AVARVARI Narcis (Univ. Angers, Angers, FRA) ,  GROSSHANS Philippe (Univ. Geneva, Geneva, CHE) ,  SIDORENKOVA Helena (Univ. Geneva, Geneva, CHE) ,  BERCLAZ Theo (Univ. Geneva, Geneva, CHE) ,  GEOFFROY Michel (Univ. Geneva, Geneva, CHE)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 12  号： 33  ページ： 9650-9660  発行年： 2010年09月07日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベンゼンおよびピリジンを介して結合した2つのテトラチアフルバレン(TTF)部分からなる化合物TTF-L-TTF(L=2,6-ピリジル,1,3-フェニレン,1,4-フェニレン)を合成し,EPRおよび密度汎関数理論計算によって酸化化学種の電子状態を検討した。[Cp₂Fe][PF₆]による化学酸化およびサイクリックボルタンメトリーによる電気化学酸化によってTTF-L-TTFを酸化し,ラジカルモノカチオンおよびジカチオンビラジカルを生成させた。モノカチオンおよびジカチオンの電子非局在化状態を明らかにし,2つのTTFの間に配置されたピリジンおよびベンゼンの役割を考察した。

シソーラス用語： *硫黄複素環化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  ESR【磁気共鳴】 ,  密度汎関数法 ,  カチオンラジカル ,  状態 ,  *電子状態 ,  フェロセン誘導体 ,  *オレフィン化合物
準シソーラス用語： EPR【磁気共鳴】 ,  *テトラチアフルバレン誘導体 ,  非局在化

分類 (2件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  ジオキソール,オキサチオール,ジチオール  (CF07079K)

物質索引 (4件)： 4,4′′-(1,3-フェニレン)ビス[Δ^2,2′-ビ[1,3-ジチオール]] ,  4,4′′-(1,4-フェニレン)ビス[Δ^2,2′-ビ[1,3-ジチオール]] ,  4,4′′-(2,6-ピリジンジイル)ビス[Δ^2,2′-ビ[1,3-ジチオール]] ,  4-(2-ピリジル)-Δ^2,2′-ビ[1,3-ジチオール]

タイトルに関連する用語 (10件)： 芳香族 ,  橋架け ,  ビス ,  テトラチアフルバレン ,  EPR ,  理論 ,  酸化 ,  化学種 ,  電子 ,  非局在化