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J-GLOBAL ID：201002249794613754   整理番号：10A0282442

レーザアブレーションによる使用済みPPC用紙のトナー除去-Nd:YAGレーザの波長と除去効果について-

著者 (4件)： 根本伸樹 (東京農工大 大学院) ,  藤井裕太 (東京農工大 農) ,  安藤恵介 (東京農工大 大学院) ,  服部順昭 (東京農工大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 60th  ページ： ROMBUNNO.PK027  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オフィスで大量に発生する使用済みPPC用紙のトナーのみを選択的に除去する技術の開発を試みた。市販のPPC用紙に重合法トナーを用いて印刷した画像に波長が1064nm(基本波),532nm(第2高調波),355nm(第3高調波)と変えられるNd:YAGレーザの単位面積当たりのエネルギー(フルエンス)と掃引照射回数を変えてアブレーションを行った結果,フルエンスを大きくする程トナーがよく除去できること,532nmまたは355nmのレーザがトナー除去に適していることが分かった。レーザ照射前後の紙の印刷部をスキャナでコンピュータに取り込み,Photoshopで輝度,R,G,Bの値を測定し,各値の照射前の紙への回復率を算出した結果,回復率は最も良いものでほぼ100%になった。また,現段階で最良と考えられる照射条件で,印刷した標準文書の除去を行った結果,視認不可能な水準までトナーが除去でき,技術上のリユース法が開発できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *複写用紙 ,  複写機 ,  トナー ,  レーザアブレーション ,  OA【オフィス】 ,  Nd-YAGレーザ ,  レーザ照射 ,  脱色 ,  再利用 ,  波長依存性

分類 (3件)： 紙料とその調製  (YL03010L) ,  写真機とその付属品  (QF05030V) ,  レーザ照射・損傷  (BK16040S)

タイトルに関連する用語 (7件)： レーザアブレーション ,  使用済み ,  用紙 ,  トナー ,  Nd ,  YAGレーザ ,  波長