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J-GLOBAL ID：201002249826221071   整理番号：10A0360360

バイオ複合材料:新規応用を目的する天然の繊維と樹脂の潜在的混合適合性の評価

Biocomposites: Evaluating the Potential Compatibility of Natural Fibers and Resins for New Applications

著者 (4件)： WOOD Benjamin M. (Univ. Warwick, West Midlands, GBR) ,  COLES Stuart R. (Univ. Warwick, West Midlands, GBR) ,  KIRWAN Kerry (Univ. Warwick, West Midlands, GBR) ,  MAGGS Steven (Univ. Warwick, West Midlands, GBR)
資料名： Journal of Advanced Materials (Covina)  (Journal of Advanced Materials (Covina))
巻： 42  号： 2  ページ： 5-16  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： D0972A  ISSN： 1070-9789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオ複合材料(天然繊維強化複合材料)の可能性検討を目的として,合成及び天然の繊維と樹脂とを組合せて製作した繊維強化複合材料の機械的性質を特性解析した。繊維には麻(ランダム),ガラス繊維(GF,ランダム及び平織)及び炭素繊維(CF,平織)を,また樹脂としてエポキシ樹脂(EP),PET(30%リサイクル品),ポリウレタン(菜種油系)及びポリ乳酸を用いた。真空支援RTMによって複合材料シートを作製(3mm厚),60°Cで後硬化した。ISO 527-4に準拠して,ドッグボーン形試験片による引張試験を行い,応力-歪曲線,極限引張強さなどを測定した。また,Charpy衝撃試験でエネルギー吸収能力を評価した。ポリウレタン系では試験可能な複合材料は成形できなかった。また,ポリ乳酸系は射出成形に適していることが示唆された。PETはEPと同様に成形でき,平織GF強化系では共に高い衝撃強さを発現したが,麻強化系はGF及びCF強化系に比べて引張強さ,衝撃強さ共に低いことなどが分かった。

シソーラス用語： *複合材料 ,  *繊維強化プラスチック ,  *麻繊維 ,  ガラス繊維 ,  炭素繊維 ,  エポキシ樹脂 ,  ポリエチレンテレフタレート ,  リサイクル ,  ポリウレタン ,  ポリ乳酸 ,  レジンインジェクション ,  引張試験 ,  衝撃試験 ,  *引張強さ ,  *衝撃強さ ,  密度 ,  相溶性
準シソーラス用語： *バイオ複合材料 ,  混合適合性 ,  真空支援レジントランスファ成形

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： バイオ複合材料 ,  応用 ,  繊維 ,  混合適合性 ,  評価