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J-GLOBAL ID:201002249845452289   整理番号:10A0488868

不均一な地下における石油系炭化水素の生物分解に対する土壌能力の変動性

Variability of soil potential for biodegradation of petroleum hydrocarbons in a heterogeneous subsurface
著者 (5件):
資料名:
巻: 179  号: 1-3  ページ: 573-580  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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不飽和域における炭化水素類の自然減衰に影響を及ぼす因子群の空間変動の定量化は,1)信頼性の高いリスク評価を行う,2)石油汚染地のバイオレメディエーションの可能性を評価する,点で重要である。これまでの研究のほとんどは,浅い不飽和域に重点を置いてきた。著者らは,揮発性石油化合物で汚染された,深さ16mの不飽和域で採取した土壌約100試料の分析値データ群を元に,本質的な土壌特性値を統計的及び地質統計的に解析した。調査地の地下は高度に層化している結果,粗い砂質レンズ内部に汚染が集積していた。空気充填間隙率,利用容易なリン,及びスラリの生物分解実験から得たベンゼンの一次速度定数(k<sub>1</sub>)は,地質試料の特徴に依存する(p<0.05)のを認めたが,無機窒素は土壌地層全体に均一に分布していた。セミバリオグラム分析によると,鉛直方向の空間的連続性が4~8.6mであるのに対して,水平方向には連続性が2~5倍大きかった。k<sub>1</sub>の値は強い空間的自己相関を示していた。そうではあっても土壌の生物分解能は非常に変動していたが,この点は,自己回帰的状態-空間モデル化から,土壌の空気充填間隙率と重量含水比の変化により部分的に説明できた。以上の結果は,地下での汚染物質の運命を評価する際に,生物的不均一性の考慮が必要であることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌汚染 
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