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J-GLOBAL ID：201002249891426322   整理番号：10A1610610

サブサハラアフリカの食糧安全保障と気候変動に合った潜在的相乗作用とトレードオフの同定

Identifying potential synergies and trade-offs for meeting food security and climate change objectives in sub-Saharan Africa

著者 (8件)： PALM Cheryl A. (Columbia Univ., NY) ,  SMUKLER Sean M. (Columbia Univ., NY) ,  SULLIVAN Clare C. (Columbia Univ., NY) ,  MUTUO Patrick K. (Columbia Univ., NY) ,  NYADZI Gerson I. (Columbia Univ., NY) ,  NYADZI Gerson I. (United Nations Millennium Villages Project, Tabora, TZA) ,  WALSH Markus G. (Columbia Univ., NY) ,  WALSH Markus G. (Selian Agricultural Res. Inst., Arusha, TZA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 46  ページ： 19661-19666  発行年： 2010年11月16日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 貧困や食糧不足と森林伐採などが同時に起こっているサブサハラアフリカの2つの条件で食料生産と気候緩和との潜在的な相互作用を検討した。作物生産量を増やすための窒素供給(無機肥料,マメ科被覆作物,樹木休閑を改善するマメ科植物)という農業強化シナリオをカロリー必要量や温室効果ガス排出量などに合わせるため食料生産などをベースに比較した。人口密度が低く,土地有効性が高い場合は食料安全保障と気候緩和という目的はすべてのシナリオで達成されたが,人口密度が高く,耕地が少ない場合は森林再生のためには無機肥料が必要で,緑肥などは十分でなかった。しかし,この地域の農業強化にこれらの窒素供給が有効であっても,コスト等の面で政策には入らない。発展途上国での小規模農業経営者への財政支援は排出量削減だけでなくこの地域の食糧安全保障も促進するであろう。

シソーラス用語： アフリカ ,  *政策 ,  *気候変動 ,  相乗作用 ,  トレードオフ ,  肥料 ,  *窒素肥料 ,  農作物 ,  マメ科 ,  農業政策 ,  環境政策 ,  *発展途上国
準シソーラス用語： サブサハラ ,  *食糧安全保障 ,  無機肥料 ,  被覆作物 ,  豆科植物 ,  農業強化 ,  気候緩和

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (6件)： サブサハラアフリカ ,  食糧安全保障 ,  気候変動 ,  相乗作用 ,  トレードオフ ,  同定