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J-GLOBAL ID:201002249907179088   整理番号:10A0523035

フィトクロム研究の概要報告

A Brief History of Phytochromes
著者 (2件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 1172-1180  発行年: 2010年04月26日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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フィトクロムとシアノバクテリオクロム(CBCRs)は新しいスペクトル検出感度,フルエンス応答あるいは温度特性を示す光感知蛋白質として有用である。また光感知CBCRのGAFドメインを異なる光化学機能をもつものに置換することによって,光感知経路を設計することもできる。さらに他の光感知蛋白質と同様にフィトクロムとCBCRsは幅広い配列にすると,非常に大きな範囲のエネルギーやタイムスケールで測定することも可能である。観測されたCBCRsの非常に多様な光化学特性はまだよく解明されていないが,プロトン付加状態の差が吸収スペクトルの波長調整に重要な役割を果たして,光可逆的な共有結合付加物がビリン発色団の共役π系を乱しているのではないかと考えられている。この驚くべきスペクトル特性にも関わらず,このような研究から共通するテーマが現れた。即ち,このような重要な蛋白質をすべて光変換することによって,最初の光化学反応のうち15/16の結合を光異性化することを示した。フィトクロムが関連しているGAFドメインは共通の力を失わずに残された光化学反応にビリンの光励起エネルギーを向けることができる。この構造保存によって光化学反応を生化学的信号伝達経路に変えて,光生物応答にする機構があると考えられる。
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分類 (2件):
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光化学反応  ,  光合成 
物質索引 (6件):
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