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J-GLOBAL ID:201002249929924070   整理番号:10A0081153

金-シラン及び金-スタンナン錯体: σ-アクセプタ配位子としての飽和分子

Gold-Silane and Gold-Stannane Complexes: Saturated Molecules as σ-Acceptor Ligands
著者 (11件):
資料名:
巻: 48  号: 52  ページ: 9892-9895  発行年: 2009年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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第14族元素Eのうち,比較的重い元素で超原子価化合物(5価)を形成しやすいSiまたはSnを含む飽和化合物とAu化合物の間のAu→E型配位化合物形成について調べた。Eを含む飽和化合物としてジホスフィノシラン(1a)またはジホスフィノスタンナン(3a)誘導体を用い,[AuCl(SiMe2)]との反応により[o-{(iPr2P)C6H4}2E(Ph)FAuCl](E=Si(2a),Sn(4a))を得た。2a(または4a)の29Si(または119Sn)NMRの化学シフトなどからSi(またはSn)の原子価数は増加し,Au→Si(またはSn)の相互作用の存在を示唆した。Au→Si(Sn)相互作用の存在は2aと4aのX線結晶構造解析及び密度汎関数法計算からも確認できた。例えば,(1)2aのAu-Si結合距離は3.092(2)Åで共有結合半径の和より長く,van der Waals 半径の和より短く,(2)1aのSi中心はほぼ四面体構造で表せるが2aのSi中心は歪んだ三角双錐構造で表せ,(3)軸位のSi-F結合距離はかなり伸び,F-Si-Au角(166.11(12)°)は直線に近い,ことが分かった。(1)から(3)の結果はAu→Si相互作用の存在を示唆する。
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分類 (3件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  分子の電子構造 
物質索引 (2件):
物質索引
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